2019年10月22日

ドラマを見て「左ききのエレン」を思い出す

hke1.jpg 朝日新聞の見開きを占拠したマンガに度肝を抜かれ、その日から放送開始したドラマを視聴。

 おかしい。初めて観るのに、このストーリー知ってるぞ。
 ようやく思い出した。これ、以前ウェブ掲載で話題になっていたマンガだ。最初しか読んでいなかったので、その後リメイクされて有名になっていたとは知らんかった。新聞にまで載るとは、大した出世ぶりだ。
 ドラマは、主役の光一の演技が正直拙いのだが、青臭いストーリーとマッチして味になっている。
 一方、難しいのが天才であるエレンの表現。池田エライザの雰囲気はなかなかのものなのだが、肝心のグラフィティが凡庸すぎる。マンガでは、特にオリジナル版の画力が低く、読者の想像によってエレンの芸術の天才性が伝わる仕組みになっていた。それが実写になってしまうと、想像の余地がなく、見た通りにしか伝わらない。これは広告デザインについても同じで、本当に良いものを見せないと、物語に説得力がなくなってしまう。
 果たして、ドラマはこの難題を乗り越えることができるのだろうか。
posted by Dr.K at 14:50| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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