2019年12月21日

目指せ星雲賞! 「十三機兵防衛圏」その四

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 鞍部編が終了。
 その結果、バトルパートである〈崩壊編〉が、〈追想編〉の直後であることがわかった。このバトルパートでは、皆が協力して敵に立ち向かっているが、〈追想編〉をプレイしていると、そうなるとはとても思えない。キャラクター同士が敵対し、疑心暗鬼に陥っているからだ。それぞれのキャラクターが、どう折り合いをつけて戦いに臨むのか、まだまだ目が離せない。

 すべての結末を待たず断言するが、これは傑作である。
 プレイ開始当初、ストーリーにいくつかの違和感が感じられた。それらは、ゲームにするためのご都合主義かと思われたが、現時点でほとんど回答が与えられていて驚いている。どうせゲームだから、と思っている人ほど騙される内容だ。
 SFとしての仕掛け自体も面白いが、最も面白いのは、ゲームの形で断片的に情報を獲得していく過程だ。〈追想編〉は選択肢を選ぶ程度でゲーム性はあまりないのだが、この物語はゲーム形式だからこそ楽しめる特別なものだと感じる。
 知名度がないので、関係者に推薦される可能性は低いが、ゲームでは「ガンパレード・マーチ」以来となる星雲賞にふさわしい作品である。
posted by Dr.K at 11:44| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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