2020年02月29日

「映像研には手を出すな!」第8話 大芝浜祭!

ezk081.jpg
 ついに文化祭当日、ロボットアニメお披露目の時が来た。その会場へ、娘がアニメに関わることに反対した、水崎の両親が現れる。

 もうこれ最終回でいいんじゃね? というくらいの盛り上がり。
 なぜロボットアニメなのか? ロボ研からの依頼で作られたプロモーション映像だからだ。なぜこのストーリーなのか? 浅草が考えてこうなったからだ。水崎の担当はあくまで動画、彼女の嗜好はあまり反映されない作品だ。
 しかし、出来上がったアニメには彼女が色濃く出ていた。水崎の両親は、箸の持ち方に、お茶のカットに、走り方に、娘の仕事を感じ取った。動画のこだわりは、誰かに必ず伝わる。作り手として脚光を浴びることが少ないアニメーターに対しての、優しい視線を感じるストーリーだった。

 「映像研」は、ご存知の通りマンガからのアニメ化である。しかし、今回の前半、生徒会とロボ研の追いかけっこは、「夜は短し歩けよ乙女」のゲリラ演劇とそっくりで、湯浅監督の好みがもろに出ていた。作中作のロボットアニメでは、水崎がこだわったが、「映像研」のアニメ化については湯浅監督が自分色に染める。なんともかっこいい入れ子構造だ。
posted by Dr.K at 20:14| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: