2020年04月11日

サーホー その2

 アクションゲームで、道中のザコ戦に歯ごたえがあり過ぎて、ボス戦が始まるまでに疲れちゃってる、なんてことがたまにある。「サーホー」はまさにそんな感じ。

 冒頭、ロイ・グループの説明が速い(笑) 「バーフバリ 王の凱旋」の上映時に、「伝説誕生」を5分にまとめたダイジェストが流されたが、それに匹敵する情報量だ。力のあるマフィアなのだな、と思ったところでボスがあっさり暗殺される。
 一方、ムンバイでは、警察が謎の窃盗団に手を焼いていた。その捜査に指名されたのが主人公のアショーク。ゴロツキの巣窟を一人で制圧する格闘術、現場を見ただけで事件の真相がわかる洞察力を持つスーパーマンだ。一方で、好みだからという理由で(?)アムリタをチームに入れ、モーションをかけまくる軟派野郎でもある。いつの間に「シティーハンター」がインドで実写化されたんだろう、言っちゃあ何だがよくある話だ。
 しかし、捜査も大詰めとなったところで、大どんでん返し! 唖然としたところでタイトル! もう1時間以上経っているぞ。

 そこからは加速する一方。ストーリーは二転三転し、今こいつ味方だっけ? 敵だっけ? と混乱することもしばしば。これは何度か観ないと理解できそうにない。アクションシーンも極まっており、趣味のスカイダイビングのエクストリームっぷりには狂気しか感じない。そして、シチュエーションを次々に変えて盛り込まれる戦い、そして戦い。クライマックスまでに観客のほとんどが息切れしてしまう凄まじさだ。
 マフィアの抗争を扱った作品だと、悲劇的な結末に終わるものも多いが、「サーホー」の勢いは止まらない。観客は、近未来に蘇った「バーフバリ」を称え続けるしかない。王を称えよ、未来でも称えよ。

圧倒的カリスマ 10
圧倒的アクション 10
圧倒的強引さ 10
個人的総合 8

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Machinakaの日記:ネタバレあり感想。マイケル・ベイ3本分(笑)
posted by Dr.K at 17:29| Comment(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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