「ハイジ」
アルプスの少女が実写映画化。アニメはかなりの話数があったと思うが、映画は駆け足気味ながらすべてがおさまっている。キャストもロケーションも良くて、まあ楽しめた。
で、見終わってネットで検索したらハイジの顔が違う。いや〜、何度も映画化されていたとは知らなかった。私が観たのは2005年のものだったのか。最新のやつだと思ってたのに。
結末付近で、お爺さんが、自分の死後のハイジを心配するのが印象的。このバージョン、特におばさんがクズだからなあ。
「美女と野獣」
エマ・ワトソンによる実写版なら、この前地上波初放送があったはず。見たらやっぱり別のだった。2014年の映画だ。
ディズニーの作品ではないので、どうやら原作に沿っているらしい。ベルの家族構成が異なっており、兄や妹が大勢いてにぎやかだ。野獣がその姿になった理由も違うし、バラの扱いも異なる。ガストンなんか出てこない。
最も驚いたのがダンスのシーン。見た目は同じだが意味が違う。ディズニー版では、ベルと野獣がうちとけた結果としてのダンスだったが、こちらは、ベルがダンスを条件に取引を持ち掛ける。この時点で野獣に心を許していないのだ。
ベル役はレア・セドゥ。ゲーム「デス・ストランディング」のフラジャイルと同様、ミステリアスな雰囲気を漂わせている。
それにしても、短期間に連続して勘違いするとは。新聞のテレビ欄ももう少し詳しく書いてくれ。