2020年05月14日

「未来少年コナン」02 旅立ち

 おじいが亡くなり、コナンは〈のこされ島〉から旅立つ。

 今見るとますます名作だ。というより、子供の頃はアクションしか見てなかったことがよくわかった。ファルコの翼に足でつかまるシーンは、今でも笑える。
msc021.jpg
そしてこの場面だ。子供のころ、大きな岩が持ち上がってすげえ、と驚いた場面だが、実は違う意味があった。
 おじいが死に、悲しんだコナンは岩を投げまくる。しばらく後に、おじいの墓標が出てくるのだが、これが石積みであることに気が付いた。コナンは、岩を砕いて墓を建てたのだ。岸壁の上には、いくつもの墓標が並んでいる。おじいより先に死んだ帰還者たちだ。コナンは、おじいが仲間を弔う姿を見続けていて、同じ行動をとったのだろう。そして、旅立つコナンを、朝日を背負った墓標が見送る。こんな神々しいシーンを見落としていたとは、子供(私)の目は節穴である。
 そして、子供の頃大好きだったダイス船長の登場に、今も変わらずわくわくしているのだ。
posted by Dr.K at 20:19| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: