2020年07月01日

「THE LAST OF US Part II」に心が折れる その2

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 この瞬間、頭の中で「ジュラシック・パーク」のテーマが響き渡った。テンションが上がるエリーと謎のシンクロを果たす。

 エリーの旅は過酷だ。感染者はもちろんのこと、敵組織であるWLF、謎の狂信者セラファイトなど、道中は危険に満ちている。AIが特段の進化を遂げているため、これらの勢力が敵対していることを利用し、うまく立ち回ると、争いの隙に通過できることも。とはいえ、緊張感は相当なものがある。
 そこで、物語の節目ごとに入る回想シーンが重要な役目を果たす。回想ではあるが、プレイアブルだ。事件前ということもあってリラックスした場面が多く、貴重な息抜きとなっている。物語としては息抜きどころではない、重要なエピソードが含まれたりもするが、ゲーム的には容易であり、プレイヤーにひと時の休息を与えているのが上手い。

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 それにしてもこのゲーム、娯楽施設がよく登場する。博物館、ゲームセンター、観覧車、そして止めに水族館。廃墟マニアにはたまらないロケーションばかりだ。
 しかしそこには、楽しい印象のある施設だからこそ、悲劇が鮮やかなコントラストを成す、という制作側の冷酷な計算が働いていることは明白だ。手放しで喜んではいられない。
posted by Dr.K at 01:00| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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