2020年08月10日

「Ghost of Tsushima」その四 乳母の想い出

 仁が境井家に戻ると、そこには乳母の百合がいた。百合は、仁の生還を喜び、父、正の鎧を授けるのだった。

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 この境井家の鎧がとんでもなく強い。スキルの効果と鎧の強化を合わせると、一騎打ちで5人の敵を葬ることが可能になる。街道でエンカウントする小集団くらいなら、まさに瞬殺、一網打尽。トロフィーの八面六臂とは、よく言ったものである。

 さて、このエピソードをクリアすると、百合をメインにしたサブストーリーに派生する。クリアに必須ではないのだろうが、ぜひともプレイしていただきたい名編である。

注:以下にネタバレを含む

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 百合は老婆だが、見事な姿勢で馬を駆って仁と同行する。その道すがら、幼い仁のこと、父親のことなど、思い出話をする。ここまでの熾烈な戦いで、半ば殺人マシーンと化していた仁が、人間性を取り戻す貴重な時間だ。
 母を亡くした仁にとって、百合は母のような存在だ。仁は、もの忘れをする百合にやさしく向き合い、なぜか敵に気づかない彼女を守り、病を隠しているらしい身体を気遣う。そして明かされる、百合から正への身分を越えた特別な想い。見事な乗馬は、正が百合の想いに応えた証でもあったのだ。なんと素晴らしいドラマであることか。

 サブストーリーの完成度には満足したが、もしこれをクリアせずにおれば、百合が亡くならずにいてくれるのかと思うと、なんだか心中は複雑である。
posted by Dr.K at 23:19| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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