2020年11月22日

究極の純粋推理「Return of the Obra Dinn」その2

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 前回書いた通り、このゲームにはフラグがない。よって、あてずっぽうで偶然に解くことも一応可能だ。今、一応と言ったが実際には限りなく不可能に近い。

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 死因だけで何十もの選択肢があり、殺害であった場合には、犯人を正確に指摘しなければならない。こんなものが偶然で当たるわけがない。だが、必死になって探すとヒントはちゃんと見つかるようになっている。
 「リターン・オブ・ジ・オブラディン」では、3名の安否を正しく入力するたびに、情報が確定していく。要するに答え合わせだが、これが絶妙だ。今、推測した人物は合っていたのかな、と気になりつつもしばらく宙ぶらりんにされる感じが、推理ゲームとして秀逸。一人一人成否が判定されてしまうと、こういう時間は存在せず、感覚はクイズに近くなってしまう。

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 見事3人分の推理を正解すると、この画面。実にそっけないメッセージなのだが、プレイヤーはガッツポーズで快哉を叫んでいる。こんなに達成感のあるゲームはなかなかない。
posted by Dr.K at 17:18| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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