小島監督、外国人の彼女ができたのか!
いいえ、違います。この女性はジェイド・レイモンド。美人過ぎるゲームプロデューサーとして一部で有名な方です。
Ubisoftで「アサシンクリード」を立ち上げるなど、華々しい実績を持つ彼女に、先に白羽の矢を立てたのはGoogleでした。2019年、未来的なプラットフォームとしてStadiaを発表、専用ゲーム開発のためのスタジオとして、Stadia Games and Entertainmentを設立し、ジェイドをトップに据えたのです。
しかしながら、Stadiaはイマイチ実績を出せなかったようで、Googleはあっさり自社スタジオの解散を発表しました。
gamesindustry.biz: GoogleがStadiaのゲームスタジオを閉鎖,パブリッシャに技術を開放
以降は、サードパーティー各社へのサポートを行っていく、とのことですが、これはもう撤退と言っていいでしょう。ジェイド・レイモンドも新作を発表することなく退社。小島プロダクションの新作もキャンセルされたと聞いています。また、Stadiaの日本でのサービスも結局開始されませんでしたね。
そもそも、こんな短期間でユーザーを集められるほどのキラータイトルなど開発できるはずがありません。この見切りの早さがGoogleの強みとは言え、ゲームに本気でない態度が露わになり、なんとも腹立たしいです。
今回、ジェイド・レイモンドはSIE傘下で新スタジオを設立することになりました。腰をすえて、じっくり良いものを作っていただきたいものです。

