2022年06月14日

「シェンムーV」があまりにもシェンムー その3

 白鹿村の物語が終了した。高らかに鳴り響くシェンムーのテーマ。これこれ、この曲だよ! 何しろ20数年ぶりなので、懐かしいやら感動するやら。
 続いての舞台は、ちょっとした観光地という雰囲気の町、鳥舞。涼たちは、ホテルを拠点に情報集めを続ける。ところが、このホテルがただものではなかったのである。

シェンムー III_20220613205323.jpg
 なんと、ロビーから国際電話をかけることができる。前作までの主要人物と話ができるのだ。作中の時間経過としてはそれほどでもないが、プレイヤーにしてみれば20数年ぶり。これだけで、このゲームをやって良かったとまで思える。他のゲームではあまり見ないタイプのファンサービスだ。

shenmu3032.jpg
 さらに、自室のテーブルにはノートが置いてあり、過去の旅行客の書置き…ではなく、クラウドファンディングのバッカーからのメッセージを見ることができる。様々な言語で書かれており、「シェンムーV」を待っていた人が世界中にいたことがわかる。量も膨大で、めくってもめくっても終わらない。

 ゲームとしては正直あまり面白くないのだが、内容の懐かしさと超エモいファンサービスで間が持ってしまう。ずるい。
posted by Dr.K at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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