金鹿組でエンディング到達。ストーリーは、後半に行くほど失速した。帝国だ王国だ、パルミラだ闇の勢力だ、と次々に発生する敵を追い、東奔西走する展開で、大きな戦争としての一貫性に乏しい。最後にケリがつくならまだ良いのだが、一応ラスボスは倒したものの、戦争の終結までは描かれない。わざわざ主人公を変え、「風花雪月」本編とは別のストーリーにしているのだから、もっと大胆にまとめてしまえばいいのに。
さらには、主人公の正体やラルヴァとソティスの因縁なども語られない。他の組でプレイしたら分かるのだろうか?
すべての組でプレイするなど、周回を前提とするのであれば、プレイ時間が長すぎる。各章、章末のステージはイベントも豊富で、ストーリー展開も楽しめる。しかし、それ以外の通常ステージは、バリエーションに乏しく、無暗に数だけは多いので飽きてくる。正直、半分のステージ数で充分だと思う。無双ゲームなので難易度は低く、凝りに凝りまくった拠点の強化システムの必要性があまりないのもつらいところ。
なお、私個人の方向音痴問題は、操作キャラを切り替えて、AIに目的地までの移動を任せるというものぐさスタイルで解決した。そのせいで、ますます攻撃ボタンを連打するだけの操作になった。
新しくなった支援会話や、遠乗りなど、キャラとの交流は相変わらず楽しい。しかし、「風花雪月」と異なり、特定のパートナーを決める要素は無くなってしまって残念。キーアイテムを与えても、当たり障りのない(?)手紙を一通くれるだけなので寂しい。エンディングで発表される戦績報告と後日談、好きだったんだけどな。