2024年08月22日

「祇(くにつがみ)」その3 頼れるものは己のみ

 先般、このゲームのことをアクション+ストラテジーと説明した。ところが、終盤になってくるとストラテジー要素が目に見えて減ってきた

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 例えば、陰陽師。終盤で使用可能になるこの職種は、すべての職種の中でも最強と名高い。配置しておくと詠唱をはじめ、術が完成するとすべての敵に大ダメージを与えることができる。人の形をしたボムみたいなもんである。反面、防衛能力は全くないので、敵に襲われない位置にこそっと置いておくことになる。タワーディフェンスの駒からは完全に逸脱している。
 術の発動はプレイヤーが行うが、この操作の説明が見当たらず、攻略サイトに頼ることになった。もう少しわかりやすくしてほしい。

 後半のステージでは、強敵が多数発生するため、村人だけでは防衛できない。宗(プレイヤー)の力でほとんどの敵を倒すことになり、プレイ感覚が徐々にアクションゲームに寄っていく。私はゲームが下手なのでなかなか厳しかった。 
 そして最終ステージは、ボスラッシュ。ボス戦は特に村人が頼りにならず、完全にアクションゲーム。なぜか、最初のムカデが一番苦労した。やつかはぎ戦は面倒なので嫌い。

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 どうにか迎えたエンディング。色々と含みのある終わり方だった。二周目をプレイすると、ボスやエンディングが変わるらしいが、他にプレイしたいゲームがあるので、ひとまずここまでとする。
 充分面白いゲームではあったが、難易度の上がり方がちょっと残念だった。鍔必殺技でどうにかする、という美しくない攻略になってしまったので、ストラテジー側でもう少し盛り上げてほしかったという思いが残った。
posted by Dr.K at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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