2025年01月28日

「祇(くにつがみ)」その4 真のボスに大苦戦

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 正月は和風のゲームを、ということで「祇:Path of the Goddess」の二周目をプレイした。難易度は上がっているものの、宗(そう)や村人も強化されているので、テンポよく進んで快適だ。ところが、最後に追加された真のボスがとんでもなく強く、数日にわたる苦闘を余儀なくされた。
 ヒロインを助けるには二周プレイせよ、というのは「魔界村」由来の仕組み。カプコンのアクション神の呪いは相当根深い(笑)

(以下に、ボス戦のネタバレ含む)

 以下は、真のボスたる宗呪との戦いの記録である。

●村人の配備
 宗呪戦では、10人の村人を連れていくことができる。どのような職業で戦わせるべきだろうか。
 近接戦で強い〈乱破〉は、あっという間に倒された。さらに、〈大筒〉などの遠距離攻撃は、宗呪の特殊技能である撃ち返しによって早い段階で全滅していた。与えるダメージも微々たるもので、ほとんど役に立たない。
 しかし、村人の配備はおろそかにできない。宗呪は、宗>村人>世代(よしろ)の順で攻撃する習性があるので、宗がやられて復帰を待つ間、村人に時間を稼いでもらう必要があるのだ。

●村人の職業
 攻略サイトを見ると、全員を〈陰陽師〉に、などと書いてある。だが、アップデートで〈陰陽師〉は弱められ、5人以上の配備は無駄となった。最終的に宗呪を倒した時の職業は以下の通り。
 まず、〈陰陽師〉4名を世代の背後に並べる。宗が死んでいても〈陰陽師〉の術は発動できるため、ピンチの際に貴重な時間稼ぎとなる。
 次に、〈角力〉〈修験者〉〈巫術師〉の3名をチームとする。〈角力〉が範囲攻撃を行い、〈修験者〉が足止めし、〈巫術師〉の治療で生き残らせる。このチームを2組用意し、それぞれフィールドの左壁際と右壁際に置いた。
 中央を空けるのは、宗と宗呪が戦う際、流れ弾を食らわず、少しでも長く生き残ってもらうため。実際、この配置だとかなり終盤まで耐えてくれる。

●宗の鍔
 一方、宗が装備する鍔についてだが、攻略サイトでは強力な攻撃を放てる〈太陰〉や〈白虎〉を勧めている。
 ところが私はこれらを持っていなかった。入手条件を調べたが面倒なのであきらめ、序盤から使い慣れている〈朱雀〉、地上範囲攻撃の〈玄武〉、回復の早い地雷の〈騰蛇〉を選んだ。

●戦闘
 宗呪は近接戦の隙がほぼないため、離れた位置で逃げ続けるのが基本。鍔と〈陰陽師〉の術で気絶させ、〈結ノ舞〉を狙っていく。宗呪は、ワープの直前などに無敵時間があり、せっかくの技がノーダメで終わることがあるのが腹立たしい!
 宗呪は、HPが減るごとに攻撃が変化する。特に、飛び道具が増えるのが厄介で、全弾食らうと死亡確定。世代が狙われればひとたまりもない。だがこの飛び道具、実は水平にしか撃ってこないので、発射音を聞いてジャンプすれば大抵よけられる。
 最終段階では、分身が発生する上に、宗と同じに鍔を使ってくるので過酷。BGMは勝利確定ムードなのに、ここで何度もゲームオーバーになった。鍔と〈陰陽師〉の術で分身を倒し続け、最後の最後まで我慢してから〈手水舎〉で無敵化して倒し切る。文章にすると簡単だが、これがなかなかうまくいかない。難易度変更もないので、あきらめそうになったがどうにかクリア。いやはや厳しかった。

●結末
 本作のエンディングは実に味わい深い。しかし、上記のように素晴らしい記事があるので、解説は他所に任せることにする。
 後で知ったのだが、宗のモーションアクターは伊澤彩織。「ベイビーわるきゅーれ」主演のアクション俳優が、こんなところで起用されていたとは。
posted by Dr.K at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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