フンコロガシ(予想)のヨクは、モクマナ島に漂着しました。郵便の仕事を命じられ、島の各地を配達して回ります。やがて発覚する、島の守り神が傷を負う大事件、その解決のためにヨクは奔走することになります。
「ヨクのアイランドエクスプレス」は、スウェーデン製のインディーゲームで、2018年の作品。本当は2000円くらいするのですが、セールで430円になっていたのを見つけ、Switch版を買いました。クリアまでに10時間くらいかかったでしょうか。
サイドビューの画面なので、ステージクリア型かと思いきや、マップがすべて一続きになったオープンワールド型と判明。思ったより島が広くて驚きます。住民から依頼を受け、数々のクエストをこなしていくと、徐々にストーリーが明かされるという塩梅。独自の世界観や、神話的な歴史設定に惹かれますね。住民たちも、動物というよりは精霊みたいなものなのではないでしょうか。
特筆すべきは、そのゲーム性。ヨクはちっぽけな虫なので、ジャンプできず、段差を登る事すらできません。ではどうやって島内を移動するのかというと、フィールドのそこかしこに設置されたフリッパーで弾き飛ばすわけです。球を落としてしまうことによるペナルティは小さいですが、先へ進むにはそれなりにピンボールの技量が必要。このゲーム特有の、ナメクジ爆弾の活用に慣れるまで、かなり手こずりました。他のゲームなら、謎解きや戦闘に相当する部分も、ここではピンボールに置き換わっており、楽しみ方が一貫しているのは見事です。
うみのねさん、紹介ありがとうございました。本ブログにふさわしい珍品です。
ありがとうございます!
私では上手く伝えられないこの雰囲気やゲーム性をステキに伝えて頂いて感無量です(^-^)
長期休みの時期には必ずといってセールをしているので、一人でも多く遊んでくれたら嬉しいです。
私的にはピンボールなのに冒険ストーリーがあって、メトロイドのようにアイテム取ると行ける場所が増えるという。それでワクワクしました。
そのピンボールがちょっと難しいけど直ぐ復帰できるし、ヨクを使って上手く狙えたりと、どんなやり方しても受け入れてくれる感じが最高でした。
ピンボールのクリア条件が厳密で、なかなか難しいな、と思ったのですが、攻略記事を見たら、
「ヨクを歩かせて撃つポイントを狙おう」
と書いてあり、ずっこけました。盤面上ではフリッパーしか動かしてなかったわ。すっかり常識に囚われていたようです。
ジャンプしたいとか。アイテムでなく、発想で行けるところが増えるところも面白かったです。
私は一度しか挑戦できないあそこをクリアしたくて、何度か最初からやり直したんですが心折れました(笑)
でもちゃんと行けるようになるんですね。
良く練り込まれてるなぁと関心しました。
後半はちょこちょこ攻略も見ましたが
忘れた頃に藤探しに出かけるのも楽しいですよ。