ラスボスのアーモンドアイが強すぎて、金輪際勝てる気がしない。
3人のレジェンドウマ娘の協力を得て、人気の衰えつつあったレースを盛り上げるべく奮闘する、という物語。始まった頃の勢いを失った、アプリの現状を反映したメタ的なストーリーと感じた。
2周年の時の「グランドマスターズ」も、三女神が協力してくれる話なので似ているが、彼女たちはあくまでバーチャルな存在として設定されていた。ところが、今回のレジェンドウマ娘は、実在したレジェンド競走馬を元にしているので、なんというか重みが違う。ついでに、担当声優もレジェンド級で開発の本気度が伝わってきた。
演出面でもテコ入れがされており、今までは平面の背景上でウマ娘を動かす、ノベルゲームの延長上でしかなかったものが、一部で三次元的なデモが使われるようになった。
ゲーム的には、レジェンドたちからスキルを獲得し、成長ボーナスをばんばん加算していくことができるので、初回でいきなりUF3などという異次元のスコアを叩き出した。新規勢への配慮であろう、サポートカードを全部レンタル、という新機能のおかげもあったかもしれない。
「走れ!メカウマ娘」から間を置かず、周年のタイミングで新シナリオが投下されたのは意外だった。おおむね楽しめたが、今回、新曲がフィナーレとなり、「うまぴょい伝説」が廃止されてしまった。これだけは大いに不満だ。