2025年08月21日

ゲームは破綻する。「DEATH STRANDING 2」その4

 「デスストランディング2」をクリアした。前作は、クリア後もずいぶんプレイしたが、今回はそういう気分にならなかった。考えるに、おそらくエンディングのせいである。

注:以下にネタバレあり

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 ゲームの終盤、物語は堰を切ったように次々謎を明かしていく。プレジデントが語る真相を神妙に聞いていたのだが、チャーリーが踊りだしたせいで全部飛んでしまった

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 大怪獣バトルが展開される頃には、もはや考えるのをやめてほけ〜と見ていた。合体したマゼランはよく無事に分離出来たものだ。

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 銃だったはずのギターは鈍器となり、組んだ覚えのないバンドは解散する。UIが格ゲーになるが、必殺技の一つもありゃしない。このパート、何かうまい戦い方とかあるのか。

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 そして、クリア後のプレイをする気が起きない最大の原因は、このエピローグだろう。トゥモロウが次代の配達人として、新しいゲートに向かう。サムの装備を受け継いでいるので、すでにサムは引退しているのだろう。美しく終わっているので、クリア後要素をプレイするために物語の時間を巻き戻すのは、なんだかとても無粋に感じられるのだ。
 まあ、ほとぼりが冷めたら、未接続の地域を埋めるために、またプレイすることもあるかもしれない。
posted by Dr.K at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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