「デスストランディング2」をクリアした。前作は、クリア後もずいぶんプレイしたが、今回はそういう気分にならなかった。考えるに、おそらくエンディングのせいである。
注:以下にネタバレあり
ゲームの終盤、物語は堰を切ったように次々謎を明かしていく。プレジデントが語る真相を神妙に聞いていたのだが、チャーリーが踊りだしたせいで全部飛んでしまった。
大怪獣バトルが展開される頃には、もはや考えるのをやめてほけ〜と見ていた。合体したマゼランはよく無事に分離出来たものだ。
銃だったはずのギターは鈍器となり、組んだ覚えのないバンドは解散する。UIが格ゲーになるが、必殺技の一つもありゃしない。このパート、何かうまい戦い方とかあるのか。
そして、クリア後のプレイをする気が起きない最大の原因は、このエピローグだろう。トゥモロウが次代の配達人として、新しいゲートに向かう。サムの装備を受け継いでいるので、すでにサムは引退しているのだろう。美しく終わっているので、クリア後要素をプレイするために物語の時間を巻き戻すのは、なんだかとても無粋に感じられるのだ。
まあ、ほとぼりが冷めたら、未接続の地域を埋めるために、またプレイすることもあるかもしれない。

