2018年10月07日

気になる女優のゲームなお仕事

 先月で、夏のドラマは終了しましたが、作中で気になる女優さんが何人か登場しました。調べてみると、その経歴の中に意外なお仕事が。

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2018年09月24日

ドラマ「この世界の片隅に」 最終話

 最後まで見ての結論。やっぱり現代パート、いらなかった?

 本編はよくまとまっていた。幸子の結婚はうまくいきそう、良かった。志野の旦那さんが復員した、これも良かった。周作もすみちゃんに会えた、いい場面だった。ドラマオリジナルの部分が巧みに組み込まれていた。
 だが、現代パートはお粗末だった。すずさんが生きており、球場でカープを応援している。独自に発想したのであれば、なかなかのサプライズだが、実はこれ、映画の舞台挨拶等で片渕監督が言ったことなのだ。現代のすずさんは、さすがに特殊メイクというわけにはいかず、後ろ姿のみの登場となっていた。
 現代パートの佳代の扱いが、中途半端過ぎる。すずさんの櫛は過去とつながらないまま佳代の手に渡り、古民家カフェの話は宙ぶらりんに終わった。最終回、時間延長があったら、すずさんと櫛について話したり、カフェがオープンしたりが見られたのかもしれない。
 予想するに、制作中に脚本が変更になったのではないか。7月に豪雨災害があり、JR呉線は今も復旧していない。現代パートは当初、佳代の居場所探しという小さなテーマだったのだが、被災地を励ます方向に急遽変更したのではあるまいか。ドラマの中では、災害後に土嚢が運ばれている場面があったものの、豪雨については直接の描写がない。数年後に再放送などがあるかもしれないが、今年の事情を知らないと、よくわからない現代パートになってしまった。

 今後、総集編+後日談というようなスペシャル番組があるかもしれないので、補完されることを少し期待しておこうか。
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2018年09月15日

ドラマ「この世界の片隅に」 第八話

 すずさんは、終戦の日、玉音放送を聞いて怒りをあらわにする。原作では読者がびっくりするシーンだ。
 ところがドラマでは、終戦を待たずにすずさんが怒りをたたえているので、インパクトが乏しくなった。演出の方向性の違いだ。マンガは、一回一回の話が断章になっているのに対し、ドラマでは連続性を重視していると思われる。急に怒るのではなく、怒りが蓄積されていく流れを作ったのだろう。
 玉音放送は雑音交じりな上に言葉も難解で、北條家に集まった皆は、主旨がよくわからない。説明してくれたのは、元軍人の安次郎だった。このじいさん、いつも井戸のそばにたたずんでいて、謎の人物だったのだが、この日のためのキャラだったんだな。
 すずさんは敗戦に納得できず、裏の畑で泣き崩れる。今まで、非現実的な映像を排してきたこのドラマ、どういう訳か、ここですずさんの右手の幻が現れるのを、原作のままに画面に出した。こうなってくると、最終回、「しあはせの手紙」をどう描くのかが非常に気になる。鬼イチャン冒険記の映像化もワンチャンあるかもしれない。
 空襲で双葉館は跡形もなかった。リンさんの過去についてはばっさりカットでがっかりしたが、別のタイミングで語られる可能性はあるのだろうか。

 最後は現代。ちょっと待て、予告編にカープファンの群衆がうつってるぞ! 映画「この世界の片隅に」の片渕監督が言っていた、すずさんが存命なら球場でカープを応援しているだろう、というのを映像にするつもりか、おい。
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2018年09月05日

ドラマ「この世界の片隅に」 第七話

 物語はいよいよクライマックス。それだけに、このドラマの作りには色々と文句を言いたい。

 爆発に巻き込まれたすずさん。その内面を、原作では断片的な回想を積み重ねて描き、映画では幻想的なアニメーションで演出した。ではドラマではどうしたのかというと、多少モノローグがあるだけでどうもしない。ドラマは客観的な映像に終始し、すずさんの思いを通した表現を排除する。従って、「歪んどる」のセリフはそのまま使っても、背景がゆがむような表現は踏襲しない。わかりやすいが、どうも物足りない。
 夜の空襲。すずさんは焼夷弾を布団で消し止めるが、ここで戦前生まれの父から文句が出た。あんなことで焼夷弾は消えない、嘘を描いてもらっては困る、と。これは父が正解で、原作では後で焼夷弾が不発だったことが示唆されているのだ。そこをカットしてしまったので、ドラマでは描写が不正確になっている。
 妹のすみが、すずさんを見舞いにやってくる。広島に帰っておいで、との誘いに、いやいや、原爆落ちるから、と視聴者をやきもきさせるシーンだ。原作ではすみを見送るとき、呉の町が一面の焼け野原になっていてショックを受けるのだが、ドラマではセットが狭く限られていてインパクトが出なかった。
 サギを追うシーン。原作や映画と比べると、サギがなんだか遠くて小さい。本物を使ったら大きく撮れなかったのだろうか。続く機銃掃射は派手過ぎて別の作品みたいだった。
 いよいよ8月6日だな、と身構えていると唐突に現代。この平和ボケした話は何なんだ。わずかな時間で内容も乏しく、ますます余計にしか思えない。北條節子の素性は徐々に明らかになってはいるが…

 原爆投下で今回は終わりかと思ったら、もう少し先まで話があった。すずさんが髪を切って決意を表す。原作既読組にとっては、これを引きにするのは詐欺みたいなもん。次回がっかりすることになるかも。
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2018年08月25日

ドラマ「この世界の片隅に」 第六話

 空襲をきっかけに、物語は暗転。

 花見に行った公園で、すずさんはリンと会う。映画では省略されたエピソードなので、こうして美しく映像化されると感慨深い。リンとの話の中で、すずさんは、雪の日にザボンをあげた遊女テルが死んだことを知る。ここで、テルの死に際を映すような無粋な演出をしないところがいい。
 呉の工場が爆撃にあい、義父の安否がわからなくなる。時を同じくして、周作が武官に配置替えとなり、教練のため家を離れることに。北條家は男手を失う。
 ここでいきなり現代編が挿入される。すずさんの家で古民家カフェを開きたいという佳代に、北條節子は賛成し、イメージ画まで描いてきた。絵をほめる佳代に、節子は「お母ちゃんから習ったから」と話す。これで節子の正体はおおよそ分かったが、こうなってくると節子に家族はいないのかと気になる。現代までの顛末が、いつか説明されるのだろうか。暗い話ばかりなのを避けたいのはわかるが、どうにも現代編のトーンは浮いている。
 義父の消息が分かり、見舞いに向かう途中ですずさんと晴美は空襲にあう。原作では、義父を見舞ってから空襲だったのだが、この変更、何か今後に影響するだろうか。壕から出たすずは、晴美の背後に不発弾を見つけるが、逃げる間もなく爆発が起こる。ここで次回に続く、はあまりに酷。さらに、次はアジア大会の関係で二週間後となるのでさらに酷だ。
 その日は着々と近づいている。どのような演技、演出で見せるのか期待したい。
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2018年08月18日

ドラマ「この世界の片隅に」 第五話

 この回は、原作で印象的だった場面が集中している。

 まずは、水原との再会。原作との違いは、水原と周作が初対面でないことだが、それによる影響は意外と少なく、原作に忠実に話が進む。すずさんと水原の一夜は、実写になると生々しいが、水原役の村上虹郎が純朴な雰囲気をたたえていて良かった。水原の出兵を見送った爺さん、あんた何者だ。
 そして兄の死。原作では、母が、遺骨もないのに死を信じられるか、と強がってみせる。ドラマでは、母は泣き崩れ、代わりに祖母が強いところを見せている。その帰り、汽車での夫婦喧嘩はドラマでも良い場面になっていた。
 さて、雪の朝、北條家はすずさん以外皆が風邪で寝込んでいる。ザボンを欲しがってだだをこねる径子に、つまらないオリジナル展開を入れたもんだな、と思ったら、実は原作にも順序こそ違うがこの場面があるのに驚いた。
 二週間ぶりとなる現代編では、北條と名乗るおばあさんが登場。やはり原作の最終回のあの子か?

 最後は空襲。映画では、芸術的な視覚効果と、リアルの極致と言える音響とで、大変な迫力があったシーン。ドラマでは、CGの出来のせいか、現実味の乏しい映像になっていた。単にしょぼいのでなく、実感が追い付かないすずの感覚を表現した演出、ということならいいのだが。
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2018年08月13日

ドラマ「この世界の片隅に」 第四話

 先週文句を言ったせいか、この回は現代編、なし!

 さて、憲兵にとがめられたすずさん。原作では、家族みんなで大笑い、というオチになるのだが、ドラマはちょっと違う。すずさんが寝込み、それが妊娠疑惑につながり、すずさんが医者へ…と、出来事がスムーズにつながっていく。短編集的、断片的だったマンガと、連続ドラマとの見せ方の差異が出ている。
 続いて、北條家に久夫がやってくるシーン。原作では、黒村家の事情は義母や径子の口から語られるのみで、すずさんは久夫のことは伝聞でしか知らなかった。それがドラマでは、直接久夫が来て話す形になり、とてもわかりやすくなった。久夫のしっかりした態度が印象的で、加えて、径子の母心も真に迫っていたため、ちょっと主役がかすんでしまったかもしれない。

 りんどうの茶碗、ちぎれた帳面などから、すずさんは周作とりんの関係に気付いてしまう。映画では尺の関係で省かれていた部分。ドラマは今後どのように描いていくのだろうか。へたにどろどろさせないでほしいなあ。年末に公開となる長尺版映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」と比べて楽しみたい。

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2018年08月04日

ドラマ「この世界の片隅に」 第三話

 あの〜、現代編からスタートさせるのやめてもらえませんかね、番組間違ったかと思うから。

 第三話は、りんとの出会い、周作とのデートなど。
 蟻を追うのは原作通りだが、砂糖壷をいきなり水中へドボン。何分もかかるエピソードでもあるまいに、豪快なショートカットで笑ってしまう。
 一方、周作がりんを見かける場面や、周作が海軍兵士と衝突し、水原に仲裁される場面がドラマでは追加されていた。もともと限られた出番しかなかったキャラを、レギュラーに格上げしようという意図が見える。今はまだいいが、水原が去って以降、戦地の水原などを見せるつもりではあるまいな。覚悟の別れが台無しになってしまうぞ。
 そして、周作とのデート。すずさんがアイスクリームを食べる顛末はドラマオリジナル。原作ではかなわなかった夢の実現に、なんだかほっこりしたのだった。

 最後は、すずさんが憲兵につかまるところで来週に続く、となる。先が気になる、連続ドラマらしい切り方だが、あらかじめ続きがわかっている原作既読組としては、そんな詐欺みたいな引きでええんかいな、と心配になってしまった。
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2018年07月29日

ドラマ「この世界の片隅に」 第二話

 枠が良いせいか、視聴率がとれたようで結構結構。

 第二話は、すずさんの新婚生活から里帰りまで。
 原作では、ご近所に若い人がおらず、すずさんの孤立感が強かった。ところが、ドラマでは幸子はじめ、同世代のキャラが追加された。話し相手が出来、にぎやかになった分、径子のプレッシャーが緩和されている。
 ドラマはすずさんをどんな人物にしたいのだろう。今のところ、絵を描く場面が少ない。また、実家から嫁ぎ先へ、すっと帰れてしまう。原作では切符が買えずに帰宅を延期するという、印象的なボケがあるのだが、どうやらドラマのすずさんはそういうキャラではないらしい。
 終盤に、制作側の苦心が見えた。今回の話に登場しない人物を、少しだけ見せたのだ。映画であれば、一度に最後まで見るのが前提なので、キャラを登場させるタイミングは自在。しかしテレビドラマでは、毎週姿を見せておかないと、いざという時に「これ誰?」となってしまう。りん、水原、そして現代と、あわただしく場面が変わり、それまでのゆったりした流れと異質の映像になってしまった。
 主張の強すぎるBGMにもだいぶ慣れてきたが、どうにもジブリから借りてきた感が否めない。

 最後に予告的な映像が流れたが、次回だけでなく、今後の出来事を満載しており、必死過ぎ。原作にあるエピソードはかなり細かいところまで盛り込んでいることが伝わったが、いやいや、これじゃどんな話か全然分からないでしょう。
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2018年07月16日

ドラマ「この世界の片隅に」 第一話

 「この世界の片隅に」がテレビドラマになって放送開始。映画では、アニメならではの表現が随所に見られたが、実写版となるドラマはどうなるか、お手並み拝見。

 冒頭がいきなりオリジナル設定。誰だか分からぬ男女による現代パートだ。いきなり戦前の話を始めても親しみがわきにくい、との判断だろうか。なんだか昔ヒットした「セカチュー」のような構成だが、「片隅」を「中心」のやり方で語られてもいかがなものか。
 続いて、原作通りにすずさんの子供時代。すずは想像力の豊かな子供で、ファンタジーなのか現実なのか、判然としないエピソードが描かれていた。ところがドラマでは、ファンタジー要素を排除。化け物はただの人さらいになったので、原作にあった意外な再登場はなくなりそうだ。また、座敷童も早々に名前が明かされ、映画のエンドロールのような種明かしは必要なくなった。
 第一話は、すずの結婚まで。原作では、義姉が唯一トゲのある人物だったが、ドラマで追加された人物が敵意を露わにしており、今後の展開をかき回しそうだ。
 そして締めは現代パート。この女性、一体何者だろうか。血縁者にしては何だかよそよそしい。彼女の正体がドラマオリジナルの謎となるらしい。

 脚本と音楽は大御所を起用。キャストもいい俳優を使っており、ロケ地やセットもかなりがんばって背景を再現している。総じてまじめに作られているが、アニメに比べると画面の特定個所に注目させる引力が乏しく、なんとなくぼんやりした印象だ。とはいうものの、盛り上げるために変なアレンジを加えるのはご勘弁を。続きを楽しみに待つことにする。
posted by Dr.K at 18:58| Comment(2) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする