2025年03月22日

海賊王にワシはなる! 「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」その4

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 海賊の仲間たち、プライスレス。って昔のCMか!

 「パイレーツ イン ハワイ」をクリアした。
 宿敵モーティマーと対戦しようとしたところ、受付で止められた。今の装備では勝てないので、ホノルルで強い大砲を買ってこい、というのである。ボス戦特効の兵器かな? と思いつつ入手したら、今の武装より明らかに弱い。対戦してみたら、案の定モーティマーは弱かった。
 これは、デビルフラッグスとの戦いを優先してしまったことが原因だ。いくつもの海域を探索する間に、大砲はスーパーレーザーになり、主要キャラは会話イベントをこなして虹色のSSRになり、幾度もの集団戦で仲間のレベルも最大になっている。頼もしすぎて、モーティマー戦では真島の出番があまりないほどだった。
 勢いに乗って、以降のストーリーは一気に走り切った。

注:以下に結末のネタバレあり

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2025年03月15日

海賊王にワシはなる! 「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」その3

 ゴロー海賊団を強くするためには、まずメンバーを増やす必要がある。主な仲間はストーリーの進行によって加わるが、それ以外は各地でスカウトして集めることになる。例によって、サブストーリーをクリアすることによって加入する者も多数いるので、ここでは印象深いサブストーリーをいくつか紹介することにしよう。

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 こ、これは、飯田圭織のバスツアー! アイドル界の都市伝説が20年の時を越えてゲームで再現された。細部までいちいち凝っていて面白すぎる。クリアするとオタク3名が海賊入りするが、チームワークの観点から、できればまとめて使いたくなる。ザコだけど。

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 海賊業界にもコンプライアンスの波が(笑) セガでもこのような研修があって、ネタにしたのだとしたらそれこそコンプライアンス失格である。クリアすると船長だけでなく講師が海賊入り。

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 定年後くらい好きにしたらいいと思うが、それが海賊というのはいかがなものか。オッサンを通り越して初老のキャラまで大暴れするのは「龍」シリーズの特権。このオッサンは家族のもとに帰ってしまうので、例外的に仲間が増えないサブストーリーとなっている。

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 動物語がわかる、という触れ込みの機械を使ってみたら、ベタな女性声優の声でひっくり返った。インチキ科学者をしばき倒して、海賊に入れることになるが、ザコなので使わず幽閉する。

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 マサルのために港区女子を集めてコンパを開け、という壮大なサブストーリー。ハワイで港区??と初手からわけがわからない。コスプレイヤーにストリーマーにレースクイーンにセクシー女優、と統一感もない。ハワイなのでキャバクラは作れないということなのだろうか? 全員そろったらいきなり実写化し、ロバート秋山のお家芸であるキャラクターコントもどきが始まる。正直つまらないが、クリアすると港区女子たちが全員海賊入り、しかも最強クラスのキャラクターなのでやらない理由がない。
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2025年03月09日

「ウマ娘」4周年 The Twinkle Legends

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 ラスボスのアーモンドアイが強すぎて、金輪際勝てる気がしない。

um4th2.jpg 4周年を迎えた「ウマ娘」に、育成の新シナリオ「The Twinkle Legends」が追加された。
 3人のレジェンドウマ娘の協力を得て、人気の衰えつつあったレースを盛り上げるべく奮闘する、という物語。始まった頃の勢いを失った、アプリの現状を反映したメタ的なストーリーと感じた。
 2周年の時の「グランドマスターズ」も、三女神が協力してくれる話なので似ているが、彼女たちはあくまでバーチャルな存在として設定されていた。ところが、今回のレジェンドウマ娘は、実在したレジェンド競走馬を元にしているので、なんというか重みが違う。ついでに、担当声優もレジェンド級で開発の本気度が伝わってきた。
 演出面でもテコ入れがされており、今までは平面の背景上でウマ娘を動かす、ノベルゲームの延長上でしかなかったものが、一部で三次元的なデモが使われるようになった。
 ゲーム的には、レジェンドたちからスキルを獲得し、成長ボーナスをばんばん加算していくことができるので、初回でいきなりUF3などという異次元のスコアを叩き出した。新規勢への配慮であろう、サポートカードを全部レンタル、という新機能のおかげもあったかもしれない。

 「走れ!メカウマ娘」から間を置かず、周年のタイミングで新シナリオが投下されたのは意外だった。おおむね楽しめたが、今回、新曲がフィナーレとなり、「うまぴょい伝説」が廃止されてしまった。これだけは大いに不満だ。
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2025年03月06日

海賊王にワシはなる! 「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」その2

 従来、「龍が如く」シリーズは、サブストーリーこそ多いものの、本筋は一本道で迷うことがなかった。ところが、今作は本筋がつかみにくく、どこから手を付けたら良いか、非常に迷う作りになっている。

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 真島たちはゴロー海賊団を結成、海賊たちが集うマッドランティスを訪れる。そこでは、海賊船を戦わせる競技、パイレーツコロシアムが開かれていた。因縁のある海賊、モーティマーと雌雄を決するには、この競技で上位を目指す必要がある。どうやらこれがメインのゲームらしい。勝つためには、真島を強くするだけでなく、船員を集めて育て、船の装備も強化しなければならない。

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 ところが、続く旅の中で、デビルフラッグスとの戦いが発生する。富豪の道楽であるパイレーツコロシアムとは違い、ハワイ近海を荒らしている本物の極悪海賊だ。配下の船団も強く、ゴロー丸があっという間に沈められてしまった。以降、マップ画面で強さを確かめて、慎重に戦う相手を選ぶようになった。
 船が沈むなど生死に関わるかと思いきや、船員の機嫌がちょっと悪くなるだけ、というペナルティの軽さに笑ってしまう。

 そして、海賊と言えば宝探し。二章を終えると伝説の宝をめぐる物語が始まった。次々に新しい目標が追加されるので、どこから手を付けていいのか困ってしまう。とりあえず海をまわって船員を鍛え、パイレーツコロシアムの上位戦に備えることにしようか。
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2025年02月28日

豪壮華麗な推理劇「大逆転裁判」

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 「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟」、ダウンロード版をセールで購入したまま、プレイしていなかったのを思い出した。ひとまず「大逆転裁判1」をクリアする。

 それにしても演出が豪華だ。もとは3DSの小品だったものを、わざわざリマスターしてまでやる意味があるのか、と訝っていたが、個性あふれるキャラクターが大画面で見られ、多彩なモーションも迫力満点。意味があった。

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 「逆転裁判」は、いつの間にか近未来SFの域に達してしまったが、今作は昔に遡るので、ミステリーファンにとっては馴染みのある世界観と言える。成歩堂がホームズや漱石と共演する様は、レイトン教授どころではない魅惑のコラボとなっている。特に、ホームズは間違った推理をする探偵、という建付けになっており、こんな使い方に許諾が下りるのかと心配になるが、すでに著作権が失効しているようで、畜生、うまいことやりやがったな! 事件もパロディとなっていて、大昔に読んだ「ホームズ」シリーズの記憶がくすぐられる。
 ロンドンの法廷がまた豪華で、証人も複数並び、裁判長に加えて陪審員が6人いるので常ににぎやか。一般人であるべき陪審に、いちいち因縁のあるキャラが出てくるのが面白い。
 いつも通りの軽いノリを楽しみたいのだが、タイトルに「大」を付けたからか、絶体絶命に追い込むことに全力を尽くしているようなシナリオで、進行が息苦しすぎるのが難点。

 ヒントの出し方が丁寧なので、自力で解決したいところだが、残念なことに、最後の事件で被害者と犯人の位置を指摘するところだけがわからなかった。ノーヒントを達成できず悔しい。3DSでは、続編がある前提のエンディングに不満の声が上がったが、このバージョンならはじめからセットなので問題なかろう。「2」が非常に楽しみになった。
 「大逆転裁判」では、いつもの霊媒ネタが出てこない。よって、オカルト要素のない正統派の謎解きとなっている…が、法廷で陪審員が火の玉を飛ばす仕組みだけが超常現象(笑)

 巧ディレクターの講演に出席したことを思い出し、その見事な手腕をじっくり味わえた。
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2025年02月25日

海賊王にワシはなる! 「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」その1

poh011.jpg 真島がプレイアブルになる「龍が如く」はいつも名作。

 という訳で、「龍が如く8」をやっていないにも関わらず、外伝の「パイレーツ イン ハワイ」を買ってしまった。
 内容はもう無茶苦茶である。真島が古式ゆかしい海賊服に身を包み、仲間と共に帆船を操って海戦に繰り出す。異世界ものかと思うが、そうではなく、「龍が如く8」の後日談になっている。どんな結末になるのか想像がつかないが、夢オチにでもしない限り、「9」へつなげるには相当無理があるんじゃないだろうか。
 このシリーズには、過去に「龍が如く OF THE END」という問題作があった。神室町にゾンビが大量発生するというストーリーは、以降のシリーズで完全になかったことにされている。しかし作中で真島は大活躍し、私としては好きなゲームだった。

 「パイレーツ イン ハワイ」では、ホノルルのマップは「龍が如く8」から再利用、キャラクターも多数が再登場している。だが、海賊パートが完全新規であることと、コマンド式ではなくアクション式の戦闘になっていることで、ゲームとして新規性を担保しているのがうまい。
 値段も抑え目で、ボリュームも満点。これからじっくりと進めていくつもりだ。
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2025年02月22日

「Ghost of Tsushima Director's Cut」壹岐之譚

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 「Ghost of Yōtei」が、年内に発売されるそうで、非常に楽しみにしている。そのための準備、という訳でもないが、PS4でプレイした「ゴーストオブツシマ」をPS5版「ディレクターズカット」にアップグレード、未プレイだった〈壱岐之譚〉をやってみた。

 PS4版ですでに、ファストトラベルのロード時間が皆無で驚いたものだが、PS5になったらゲームの起動自体が一瞬になり、あきれるほどの快適さだ。

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 数年ぶりとなるプレイなので、操作を思い出すのにかなりの時間を費やした。しかしながら、本編クリア済みのデータなので、思い出しさえすればザコ戦は楽勝だ。受けからの反撃の気持ちよさはやはりこのゲームならでは。TPSやFPSで射撃が当たらない私としては、剣戟を中心としたゲームはまことにありがたい。馬の体当たりも非常に気持ちいい。壱岐で新たに獲得する技だが、対馬に戻っても使えるので便利。

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 壱岐では、新しい敵として呪師が登場する。呪文を詠唱する間、周囲の敵が大幅に強化されるので厄介だ。「Horizon Zero Dawn」のDLC「凍てついた大地」が似たような難度の上げ方をしていたのを思い出す。
 殺伐とした戦いの合間には、猫を歌に詠んだりしてリラックスするのも良いだろう。

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 壱岐は、幼い頃に仁が父を失った因縁の地だ。今回のボスであるオオタカは、毒によって幻覚を見せることで、仁を心理的に苦しめる。幻覚は、イベントとして要所で現れるのはもちろん、移動中、戦闘中にも予告なく挟まれ、プレイヤーを戸惑わせるが、これ、技術的にもかなり難しいことをやっているんじゃなかろうか。
 〈壱岐之譚〉は、本編未クリアでも、クリア後でもプレイすることができる。仁と父の過去を掘り下げる物語は、どのタイミングでプレイしてもおかしくないための工夫と感じた。実によく出来ている!

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 ↑某所で、いつもの刀の訓練を行ったら、物理計算のいたずらでこんなことになった。奇跡のバランスだ。

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2025年02月11日

未来イカ革命「Splatoon3」 その24

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 先日は復刻版バレンタインフェス。Frosty Festから間がないので、フェスの定期開催が終了したゲームであることを忘れそうになる。とりあえず、偽水木先生も支持する〈ミルクチョコ〉陣営で参戦。

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 オープン参戦なので、どんなチームに組み入れられるかは運任せなのだが、いきなり100倍マッチとなるとやはりプレッシャーだ。ラッキーにも勝てたので、久々に神輿に乗ることができた。

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 結果は、二年前と変わらず、〈ホワイトチョコ〉の圧勝。合間にこつこつプレイしていたナワバトラーもランク40に達した。Switch2が発売される際に、「スプラトゥーン」の続編は当然用意されていると思うが、ナワバトラーはどうなるだろう。独立した別タイトルになったりは…さすがにしないか。
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2025年02月04日

唯一無二のアドベンチャーピンボール 「Yoku's Island Express」

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 フンコロガシ(予想)のヨクは、モクマナ島に漂着しました。郵便の仕事を命じられ、島の各地を配達して回ります。やがて発覚する、島の守り神が傷を負う大事件、その解決のためにヨクは奔走することになります。

 「ヨクのアイランドエクスプレス」は、スウェーデン製のインディーゲームで、2018年の作品。本当は2000円くらいするのですが、セールで430円になっていたのを見つけ、Switch版を買いました。クリアまでに10時間くらいかかったでしょうか。

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 サイドビューの画面なので、ステージクリア型かと思いきや、マップがすべて一続きになったオープンワールド型と判明。思ったより島が広くて驚きます。住民から依頼を受け、数々のクエストをこなしていくと、徐々にストーリーが明かされるという塩梅。独自の世界観や、神話的な歴史設定に惹かれますね。住民たちも、動物というよりは精霊みたいなものなのではないでしょうか。

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 特筆すべきは、そのゲーム性。ヨクはちっぽけな虫なので、ジャンプできず、段差を登る事すらできません。ではどうやって島内を移動するのかというと、フィールドのそこかしこに設置されたフリッパーで弾き飛ばすわけです。球を落としてしまうことによるペナルティは小さいですが、先へ進むにはそれなりにピンボールの技量が必要。このゲーム特有の、ナメクジ爆弾の活用に慣れるまで、かなり手こずりました。他のゲームなら、謎解きや戦闘に相当する部分も、ここではピンボールに置き換わっており、楽しみ方が一貫しているのは見事です。

 うみのねさん、紹介ありがとうございました。本ブログにふさわしい珍品です。
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2025年01月28日

「祇(くにつがみ)」その4 真のボスに大苦戦

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 正月は和風のゲームを、ということで「祇:Path of the Goddess」の二周目をプレイした。難易度は上がっているものの、宗(そう)や村人も強化されているので、テンポよく進んで快適だ。ところが、最後に追加された真のボスがとんでもなく強く、数日にわたる苦闘を余儀なくされた。
 ヒロインを助けるには二周プレイせよ、というのは「魔界村」由来の仕組み。カプコンのアクション神の呪いは相当根深い(笑)

(以下に、ボス戦のネタバレ含む)

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posted by Dr.K at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする