2008年12月29日

2008年のブログ

 当ブログも開設4周年。こうして、アクセスを集めた記事を並べてみますと、お前らそんなにゴシップと毒舌が読みたいのか、と(笑)。なお、eoに引っ越してから、カテゴリーを複数付けられるようになりましたので、今年の人気記事だけを拾い読みできるようにしてみました。

●混迷続くテクモ社
 テクモ板垣氏、社長を訴えて退社 6/3
 テクモ社、板垣氏に対し反論のコメントを発表 6/5
 テクモ社、今度は残業代を払わず社員に訴えられる 6/13
 板垣VSテクモ、忍の活躍で新展開 7/30
 テクモ社、とうとう社長退任 8/24
 テクモ、スクエニを振り、コーエーと経営統合協議 9/5
 元社員一人の訴えで、ここまでの事態が起こってしまうとは…。こんな状態でもゲームは開発され、きちんと売られているというのがまたすごいです。4月にコーエーテクモホールディングスが設立予定で、さすがに落ち着くかと思ったら、今度は大株主が統合に反対しているとか。テクモに平穏な日はまだ訪れないようです。

PS3のCMに失望しますた 7/29
 ゲームニュース系のブログからのリンクが相次いでとまどいました。そんな大したこと書いてないのに。当該のCMは、今は撤去されて見ることが出来ません。残念。

●どこへ行くのか、のびのびBOY
 
〈のびのびBOY〉に何があったのか? 10/12
 〈のびのびBOY〉、今度こそ仕様決定? 12/15
 記事を晒される人は数あれど、2chの人に心配される管理人なんて私くらいでしょう(笑) 先日のファミ通に高橋氏が登場しましたが、謎は深まるばかりです。

●愛と闘いの日々 「レッスルエンジェルスサバイバー2」 11/7
 その1 その2 その3 その4 その5
 忍之閻魔帳からのリンクで、今年最多のアクセス(1日あたり)を獲得。この手のゲームは、ストーリーものと違って、自分の想像でどうとでも書けるのが面白いですよね。エンディングまでプレイするのは無理そうなので、続きを書くかどうか迷ってます。

クソゲーって何だ? 12/12
 ニュース収集サイトの皆さんは、よくもまあこんな僻地まで来られるもんですね。めぐりめぐって、大手リンクサイト「カトゆー家断絶」にまで載ってしまいびびりましたが、今後も口を慎むつもりはありませんのでよろしくお願いします。

 それでは皆さん、良いお年を!

posted by Dr.K at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008の注目記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

クソゲーって何だ?

 私は、昨年「四八(仮)」を予約して発売日に買った大うつけですが、後日、このゲームが〈その年最大のクソゲー〉として話題になっていることを知りました。以来、ネット上のクソゲーの話題は意識してチェックし、二度と落とし穴にはまることのないよう、自衛しております。

 今年もクソゲーが大豊作のようです。
 ただ、クソクソと言いますが、どうも昔のクソゲーとは違ってきているみたい。私の見方では、クソゲーというのは、以下のようなものを指します。

・ゲームバランスを欠き、作者の想定外の苦行をプレイヤーに強いるもの
・間違った作りにより、作者の想定外のプレイ方法がまかり通るもの
・作り手の思いこみにより、プレイヤーの感情を逆撫でする性質のもの

 いやあ、色んなタイトルが脳裏に去来しますね! ただ、ここで抑えておいてほしいのは、デキは悪くともゲームとしては完成している、ということです。未完成なものはクソゲーですらない。しかるに、今年クソゲーとして挙がっているタイトルのなんとひどいことか。

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posted by Dr.K at 12:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 2008の注目記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

愛と闘いの日々 「レッスルエンジェルスサバイバー2」その1

Was201  「レッスルエンジェルスサバイバー2」がついに発売された。唯一孤高の女子プロレス運営SLGであり、100人を優に超すヒロインが乱舞する、史上最大規模のギャルゲーでもある。前作はサクセスから出たのに、今回はプロレスゲームなら世界一のユークスの子会社トライファーストからの発売となり、その移籍っぷりもガチでプロレス団体っぽい。

 さて、Dr.K社長は、まずは自分の団体に命名しなくてはならない。前作同様「FinalFight」、略称FFとする。無闇に強そうだろ?
 続いて、「2」の新機能、社長スキルの選定である。人たらしぶりを発揮するために「会話」、費用をケチるために「経営」を選んだ。
 ライバル団体は最大の5とし、シナリオは前作と同年の開始となるものを選んだ。
 このゲームはなぜか最大4人対戦プレイが可能となっているが、こんな自己満足系育成SLGを多人数でやる奴、この世にいるのか。

 いよいよ運営開始。まずは選手を獲得しなければならない。入団テストをしてみたところ、ドルフィン早瀬が合格した。前作ではあまり評判のよろしくない選手なのだが、いきなり評価値700代でびっくり。実家が貧しいらしいが、がんばってもらうことにする。
 続いて、各地でスカウト活動を行う。どうせなら使い慣れている選手を集めたいところ。どうやら選手の出現については前作とデータがほぼ同じらしく、たちどころに柳生、近藤、ラッキー内田が集まる。前作に引き続いて、サムライガールの柳生と、キックボクサーの近藤という超硬派コンビが団体を仕切ることに。
 その反動と言うわけでもあるまいが、その後のテストで富沢が入団。コスプレが特技で選手としての才能は限りなく0に近い問題児だ。しかし、「演技」スキルがあるので、アイドルとして育てれば数年後には儲けてくれるかもしれない。
 そんなこんなで選手がそろい、ようやく旗揚げ興行だ。黒字化目指してがんばるぞ。

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2008年10月12日

〈のびのびBOY〉に何があったのか?

 「塊魂」の高橋慶太が、PS3に挑んだ新作「のびのびBOY」。今回の東京ゲームショーで、間違いなく一番のサプライズとなったと思われます。ええ、悪い意味で
 なぜなら、

一年前  ←これが
 ↓
現在  ←こうなった

 これは何という悪夢
 メーカー大プッシュの注目作っぽかったものが、ダウンロード専売タイトルに格下げ、という時点でまずがっくりくるのですが、それどころではありません。明らかに別のものになっているではないですか。
 一年前の時点では、どんなゲームかはさっぱりわからないものの、確かにこの動きは最新のハードでないと不可能だろう、という技術的な先進性は期待できました。
 しかし、今回のはひどい。背景もない2Dの絵。コースに沿って進むのか、コースを壊すのか、あいかわらずどんなゲームかわからない内容。音楽もナムコのオールドゲーム「メトロクロス」をあてただけ。何より、ちっとものびのびしてないじゃないですか。

 ただ、コース自体が「のびのびBOY」の形状をしており、最後にタイトルを壊して回るという演出から、実はこれもまた完成時とは全く違う、という可能性もあり、そこに一縷の望みを託したいと思います。

 以下は妄想による創作。

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2008年07月29日

PS3のCMに失望しますた

 夏休みを前にして、PS3のCMが新しくなったんだけど、これがダメ。全くダメ。

 PS3の長所は、すごいゲームが遊べること、しかもこれからもっとゲームが出るという将来性なんじゃないかと思う。実際には今ひとつ伸びてないんだけど、少なくともSCEはその点をプッシュする義務がある
 なのにこのヘタれたCMは何だ。

「ブルーレイ借りたぞ篇」を見るべし

 こんな「ゲームありません」みたいな広告を今流すことに、どんな利点があるというのか。確かに、PS2も初期はDVD再生機として売れたという実績がある。でも、こんなCMはなかったと思う。
 何より、ブルーレイを普及させたいなら、ヤザワのCMで充分じゃないか。

 対する任天堂は、

Wii2008”夏”

 なんという正しさ。新作の情報など全くないが、最近ハードを買った人のために、旧作をまとめて紹介。これでこそ市場は活気づくのである。

 同じファミリー層を狙ったCMで、この違い。ソニーはこの夏も勝てそうにない。

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2008年06月03日

テクモ板垣氏、社長を訴えて退社

 板垣氏と言えば、長年テクモで「チームNINJA」を率い、「ニンジャ外伝」や「DEAD OR ALIVE」などのゲームを作ってきた有名クリエイター。

 もともとゲーム企業では、実績を残したからと言って企業に残るとは限らない。独立したり、他社へ移ったり、といった道をたどる人も多い。実際、スクウェア・エニックスでは歴代FFのスタッフが多数去っているし、カプコンでは、魔界村の人もスト�の人もバイオハザードの人もロストプラネットの人もすでに社内にいない。
 だから、板垣氏がテクモを去ること自体は、それほど驚くべきことではないのだが、社長を訴えるってのは知る限り最悪の辞め方だ。上場企業でこれはないわ。普通に辞めさせる程度の対応もできないのでは、近いうちに社長退陣もあるんじゃないか。

GAME Watch「テクモの板垣氏が同社と安田社長を提訴する声明を発表

posted by Dr.K at 21:48| Comment(13) | TrackBack(0) | 2008の注目記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする