2019年01月20日

シュガー・ラッシュ:オンライン

 邦題のせいで、「シュガーラッシュ」がオンラインゲームにバージョンアップするのかと思いましたが、そんな話ではありません。今回は、ラルフとヴァネロペがインターネットの世界へ飛び出します。

 とにかく、このネット世界の描写が素晴らしくて。乱立する未来的なビルで表現されたウェブサイト群も美しいのですが、ネット上の事象に形を与えるアイデアの数々が見事です。しつこい押し売りのようなポップアップ広告、クラブのような動画サイト、そして一番面白かったのが予測検索の擬人化でした。
 ヴァネロペは、ディズニーのサイトを訪れます。ここで、予告編にもある通り、歴代ディズニープリンセスが登場します。シンデレラが、ガラスの靴をたたき割って武器にする武闘派になってます(笑) そして驚いたことに、プリンセスたちは、ちゃんと元の声優が声をあてています。こういうところをいい加減にしないのはさすがですね。ディズニーのサイトでは、スター・ウォーズやマーヴルのキャラも登場し、これらの作品がディズニー傘下に入ったことを実感させます。
 う〜ん、ちょっとネタの幅が広すぎますね。ある程度ネットにはまっていないとわからないことだらけですし、ゲームキャラも引き続き出ていますし、ディズニー及び傘下の会社の映画も知っておいた方がいい。ディズニーらしからぬマニアックさです。

注:以下にネタバレを含みます!

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posted by Dr.K at 19:44| Comment(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月19日

〈十三機兵防衛圏 プロローグ〉の入手方法に悩む


 11月に発売日が〈未定〉に変更され、中止になったらどうしよう、とファンをやきもきさせていた「十三機兵防衛圏」。3月に、冒頭3時間が収録されたプロローグ版がリリースされることになった。完成まではまだ長そうだが、まずは開発の継続を喜びたい。
 さて、似たような位置づけの商品としては、「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」や「グランツーリスモ5 プロローグ」があった。しかし、これらはいずれも長い実績のあるシリーズ作品。今回のような新規タイトルで、有料体験版とも言えるパッケージが販売されるのは異例のことである。
 私はヴァニラウェアのファンなので、買うこと自体は既定路線なのだが、ここで悩むのがどのセットを選ぶかだ。

・ダウンロード専売でプロローグのみ
・「オーディンスフィア レイヴスラシル」の廉価版に付属
・「ドラゴンズクラウン プロ」の廉価版に付属
・豪華特典付きプロローグ版パッケージ

 一番安いのはダウンロード版。「ドラゴンズクラウン プロ」は買ってなかったので、廉価版ついでに入手というのもあり。だが問題は豪華特典付きパッケージ。
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ヴァニラウェアのゲームは、予約特典で画集が付くことが多いが、再入手が難しいため毎回のようにプレミアがついている。今回はゲーム自体が出来ていないため、購入者が限られることが予想され、より希少になりそうだ。また、ゲームが完成してみたら内容が変更されていた、なんてのもよくある事なので、この特典は貴重な資料になるかもしれない。やはり抑えておくべきか。
 これは邪推だが、本編の発売延期が決定されたとき、すでに予約特典が生産されており、対処に困ったアトラスがこんなパッケージの販売に踏み切った、という事情があるような気がする。完成版のパッケージに、新たな特典が作られるのかどうか、そこも気になるところだ。
posted by Dr.K at 11:28| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月14日

「どろろ」第一話 醍醐の巻

 「どろろ」がアニメになって放映開始。数ある手塚作品の中でも最高傑作、しかも50年ぶり(!)二度目のアニメ化とあっては見逃すわけにいかない。ところが、東京以外では、BSやネット配信でないと見られない。全国放送でないのがまず気に入らない。

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 オープニングは女王蜂、エンディングはamazarashiと、アートを気取った演出が鼻につく。「どろろ」は下層の者が這い上がる物語なので、泥臭い、ダサいくらいの作りの方がふさわしい。しかしながら、内容は予想外に原作に忠実、文句のつけようがない。どろろ役の鈴木梨央の声も素晴らしい。
 うまいなと思ったのが、原作ではまだ登場しない琵琶法師や多宝丸がすでに顔見せしていることで、連載マンガゆえの唐突な新キャラ追加を避け、背景を丁寧に掘り下げることが出来る。また、放送期間の都合か、鬼神が12体に減らされているが、どんなアレンジが加えられるのか楽しみである。

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 なお、第一話の途中で、妙に画風の違うのら犬が出た。これは、50年前のアニメで登場したノタだ。ノタはその後、どろろのマスコットとしてレギュラーになるが、この犬はどうだろうか。
posted by Dr.K at 21:55| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月13日

ボヘミアン・ラプソディ

 公開からだいぶ経ったというのに、いまだに劇場は大入り。クイーンの知識がなくても大丈夫、との評判だったので観てきた。

 とにかく時間を取られる映画だ! 帰ってきてまずやったのは、ネットで映像を探すこと。多くの人が言うとおり、クライマックスのライブが素晴らしかったのだが、実際はどうだったのか気になって調べずにいられない。そして、調べるとその再現度に驚嘆する。次に、タイトルになっている「ボヘミアン・ラプソディ」だが、なんとこの曲が一部しか流れない。物語中でユニークな制作過程が描かれているので、気になってフルバージョンを探してしまう。ご丁寧にもYouTubeに公式チャンネルが設けられているので、ばっちり視聴でき、しかも他にも名曲ぞろい。これはファンが増えるわ。ついでに、クイーン特番なども多数アップされているので、映画では描かれなかったあれやこれやまで見始めると時間がいくらあっても足りない。泥沼である。
 一番盛り上がるところで終わるので、非常にポジティブな気持ちになれる映画だが、フレディは避けられない死と背中合わせにあり、陰もまた非常に濃い。その一瞬の輝きが、観客を釘付けにするのだろう。

 最後に余談。今回フレディ役を熱演したラミ・マレックだが、実はゲームに出演していた経歴がある。
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 PS4のホラーゲーム「UNTIL DAWN」だ。この不気味なサイコ野郎がフレディ役を射止めるとは、大変な出世物語だ。

エンターテイメント度 8
ライブ再現度 9
クイーンの楽曲 10
個人的総合 8

他の方の注目すべき批評
三角締めでつかまえて:「魁!クロマティ高校」のフレディに爆笑
えすのおと:高校生が書く文じゃない。素晴らしい。
posted by Dr.K at 12:55| Comment(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月07日

宇宙イカ革命「Splatoon2」 その18

 年末年始を過ごすなら〈家族〉か〈仲間〉か。
 キッズや既婚者は家族と答えるであろうし、若者は仲間と答える方が多かろう。期せずして世代間闘争となった今回のフェス、言うまでもなくゲームが上手いのは後者であり、その予想通りの勝敗となった。

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 ニューイヤーフェスということで、広場もゲームステージも雪景色になっており、インクまでラメ入りの特別仕様だ。個人的には、テンタクルズの衣装変更の芸の細かさに注目したい。また、ゲーム開始時のファンファーレ(?)が鐘の音入りの曲になっていたのも素晴らしい。

 今回は、新しく購入した52ガロン別注を装備。スペシャルのナイス玉が意外に使い勝手が良くて楽しい。味方の皆に協力を仰がねばならないのが心苦しいが、「1」の時に好きだったトルネードに似た感じがある。狙ったところに投げ込むのが難しいが、これから練習していきたい。
posted by Dr.K at 22:42| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月04日

キムタクが如く! 「ジャッジアイズ 死神の遺言」その2

 当初、ヤクザの抗争かと思われた連続殺人事件は、もっと複雑な背景を見せ始めた。
 信念を持って調査にあたるキムタクは、「HERO」や「BG」を彷彿とさせるかっこ良さ。だがそれは本編に限る。

 寄り道となるサブストーリーのキムタクはもはや別人。探偵への依頼はふざけたものが多数あり、「スマスマ」のコントのようなコミカルさに脱力する。
 「龍が如く」の桐生一馬は、シリーズを重ねたことにより、サブストーリーでのキャラ崩壊が当たり前になってしまった。しかし、「ジャッジアイズ」はキムタクなので何をやってもいちいち面白過ぎる。卑怯だ。

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(画像はクリックで拡大)

 そして、数々のサブストーリーをプレイして目に付くのが、食べ物へのコメントの細かさ。これはやはり、ビストロスマップの経験を踏まえてのものなのだろうか。単にシナリオ担当が「美味しんぼ」の読み過ぎなだけ、という気がしなくもない。
posted by Dr.K at 00:33| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月01日

2019年

 あけましておめでとうございます。

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 いや〜、昨日の紅白はすごかったですね。最後に登場したサザンオールスターズが、北島三郎やユーミンも巻き込んで大騒ぎ。観客が総立ちになっている紅白なんて初めてじゃないでしょうか。悪いことも多かった昨年ですが、いい厄払いになりました。
 平成最後の紅白だったわけですが、平成を代表する歌手ということなら、もっと他にふさわしい人がいます。でもSMAPは解散しましたし、安室奈美恵は引退しました。結果、昭和から活躍してきた大ベテランが貫禄を見せることになり、ああ、昭和が終わるなあ、という間違った感覚が残りました。
 次の元号は何でしょうか。本年もよろしくお願いいたします。
posted by Dr.K at 23:51| Comment(2) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月31日

2018年のブログ

 個人サイトを立ち上げてから20年、そのサイトがとうとう「インターネット老人会」に載ってしまいました。ろ、老人…。でも冷静になってみると、かの「2ちゃんねる」よりも古いわけです。無理もありません。
 それでは、今年アクセスを集めた記事を紹介します。

 映画がテレビ放送になると、CMがじゃまに感じられるものです。しかし、この時のCMは趣向を凝らした特別バージョンのものが多く、いつになく楽しく見ることができました。

 2周年を迎えた人気ゲーム「誰ガ為のアルケミスト」。そのストアレビューが起こした騒動についての記事です。ただのいたずら、と受け取られなかったところに問題の根の深さがあるように思います。

●シェイプ・オブ・ウォーター
 その1(3/10) その2(3/11)
 今年度アカデミー賞受賞映画。想像の余地の多い、ユニークな物語でした。記事を書いた時のアクセス数は普通だったのですが、夏になって突然読者を集めました。どこかで考察が盛り上がったのでしょうか。

 予定していたDLCの開発中止、また田畑氏の退社についての記事です。プロジェクトを改革したリーダーが突然の退社、こりゃあどうしたって勘繰られますよね。

●未来のゲームが目を覚ます 「BEYOND:Two Souls」
 その1(2013/10/20) その2(10/26) その3(10/29) その4(11/7)
 PS+フリープレイに「BEYOND」登場。それをきっかけに、過去のレビューが読まれた模様です。「未来のゲーム」と感嘆してから5年、同じ開発会社の新作である「DETROIT」は、さらに未来を行くゲームになっておりお勧めです。

 ブログ全般のアクセスは減少傾向ですが、何しろ〈老人〉ですので、欲を出すことなくぼちぼちやろうと思います。それでは皆様、良いお年を。
posted by Dr.K at 16:56| Comment(4) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月29日

ブレイクの研究レポート

 「アイドルマスター シンデレラガールズ」通称「モバマス」は、モバゲー時代から続くカード収集&バトルのソーシャルゲーム。キャラクター人気は続いているとは言え、ほとんどのユーザーは、3Dのアイドルが歌って踊る「デレステ」の方へ移行したものと思われます。
 プレイヤーの集まらないゲームは、終了へ向かうのが当然。
 しかし、7周年を迎えた「モバマス」は、運営を縮小するつもりなど全くないようです。

●テイルズ オブ シンデリア
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 イベントでは、「テイルズ」とのコラボを実施。テイルズ風のコスチュームを着たアイドルが出るのは当然ですが、凝ったストーリーが展開され、テイルズのキャラと共演を果たしました。これはぜひ続編を。

●辻野あかり
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 何年ぶりでしょうか。驚いたことに、この期に及んで新アイドル追加です。今後、どんな形で他のキャラと絡んでいくのでしょうか。また、「デレステ」の方に登場することはあるのでしょうか。

●ブレイク
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 そして今回の本題となるのがこのブレイク。
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posted by Dr.K at 23:50| Comment(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

珍品堂が勧める2018年のゲームベスト3

 今年は、期待していた海外のゲームが多数発売され、プレイする時間が全く足りませんでした。来年はいかにしてプレイするタイトルを絞り込むか、方法を考えないと積みゲーが増える一方です。

第3位 GOD OF WAR
 面白いストーリー、美麗なグラフィック、シームレスを実現した高い技術など、誉めるべき点は多々ありますが、一番推したいのはゲームの濃さ。歩くだけの時間などほとんどなく、ザコ一匹を倒すにも、宝箱一つを開けるにも、プレイヤーのスキルが要求されます。その結果、ゲームをやったなあ、という満足感は最高レベル。真のゲーム好きにこそおすすめの一本です。

第2位 Red Dead Redemption 2
 待望の西部劇シミュレーターがようやくリリース。プレイ時間の大部分が馬での移動になるという、信じがたいスローテンポですが、それがまた超大作の貫禄につながるという恐ろしさ。狩りのアイテムも全然手に入りませんし、武器のカスタマイズなんて触りもしていません。底が見えないシステムは不気味ですらあります。ゲームの域を遥かに超えた作りこみは、一見の価値ありです。

第1位 Detroit: Become Human
 ストーリーが分岐するゲーム、というのはもともと日本が得意としてきたジャンルのはず。近年はすっかり海外にお株を奪われている感じで寂しいです。「Detroit」は、分岐が多いだけでなく、どのルートもきちんと作りこまれていることに驚きを感じます。「Heavy Rain」がプロトタイプに見える完成度。SFの洋画が好きな私には、今年最高の一本となりました。
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posted by Dr.K at 17:05| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする