2018年09月11日

神室町はキムタクが守る! ―ジャッジアイズ―体験版

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 東京ゲームショーを控え、プレイステーションの新作が多数発表された「Playstation LineUp Tour」。
 セガの新作「ジャッジアイズ」は、木村拓哉主演! インパクトが大き過ぎて、他のゲームが全然印象に残りません! しかも直ちに体験版が配信されているではないですか! やりました! 終わりました! 購入決定です!
 キムタク演じる主人公は、元弁護士の探偵。では、探索や調査を中心にしたアドベンチャー色の強いゲームになるのか、と思ったらさにあらず。びっくりするほど「龍が如く」のままでした。でも、キムタクがフルボイスでしゃべり、格闘アクションを繰り出しているだけで、笑っちゃう。これはズルいわ。
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 そして、体験版には出演しませんが、ピエール瀧が凶悪にアレンジされていて面白すぎます。似せるのに懸命だった昔と違い、妙に遊び心が加わった造形になっている気がしますね。
 「龍が如く」は、シリーズを重ねてシステムが複雑化していますが、こちらはまっさらの新作扱いですので、キムタク主演の連ドラを観るくらいの感じで、ヌルいゲームに仕上がるといいなあ、と思います。

 桐生一馬が去った後、神室町は誰が守るんだ、と心配していましたが、キムタクほどの大物が守るなら納得です。そうなると、「龍が如く」新作に登場予定の新主人公はいきなり立場がない感じですが、どうなりますやら。
posted by Dr.K at 23:56| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月09日

カメラを止めるな!

 これは困った。面白かったので、ぜひ観てほしいのだが、ネタバレしてはいけないタイプの作品だ。何にも書けねぇ。

 監督も俳優も全くの無名。わずかなミニシアターで公開され、ひっそりと終わるはずが、口コミで人気になり、今では東宝でやっている。こんな成功は聞いたことがない。
 確かに面白かったが、では、誰にでもおすすめできるかというと、それは違う。ゾンビ映画やスプラッター表現が苦手な人は、やはり無理だろう。また、映画をあまり観ない人よりは、映画を観過ぎている人のほうが、この作品の仕掛けは効くように思う。
 ストーリーに触れられないので、パンフレットを誉めてごまかそう。制作の裏話は面白いし、推薦文は熱いし、ストーリーの構造は分かりやすく図解されているし、止めにシナリオが丸ごと載っている。低予算映画とは思えない充実したパンフレットだ。

 作品の知名度が上がったので、今後ありそうな展開が、人気俳優を起用してのリメイクだ。絶対うまくいきっこない。もし作られたら、作中の〈監督〉のように、罵倒してやるつもりだ。

キャスト知名度 1
ホラー度 1
企画性 10
個人的総合 9

他の方の注目すべき批評
忍之閻魔帳:技ありなれど傑作ではない、は言い得て妙。
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2018年09月05日

ドラマ「この世界の片隅に」 第七話

 物語はいよいよクライマックス。それだけに、このドラマの作りには色々と文句を言いたい。

 爆発に巻き込まれたすずさん。その内面を、原作では断片的な回想を積み重ねて描き、映画では幻想的なアニメーションで演出した。ではドラマではどうしたのかというと、多少モノローグがあるだけでどうもしない。ドラマは客観的な映像に終始し、すずさんの思いを通した表現を排除する。従って、「歪んどる」のセリフはそのまま使っても、背景がゆがむような表現は踏襲しない。わかりやすいが、どうも物足りない。
 夜の空襲。すずさんは焼夷弾を布団で消し止めるが、ここで戦前生まれの父から文句が出た。あんなことで焼夷弾は消えない、嘘を描いてもらっては困る、と。これは父が正解で、原作では後で焼夷弾が不発だったことが示唆されているのだ。そこをカットしてしまったので、ドラマでは描写が不正確になっている。
 妹のすみが、すずさんを見舞いにやってくる。広島に帰っておいで、との誘いに、いやいや、原爆落ちるから、と視聴者をやきもきさせるシーンだ。原作ではすみを見送るとき、呉の町が一面の焼け野原になっていてショックを受けるのだが、ドラマではセットが狭く限られていてインパクトが出なかった。
 サギを追うシーン。原作や映画と比べると、サギがなんだか遠くて小さい。本物を使ったら大きく撮れなかったのだろうか。続く機銃掃射は派手過ぎて別の作品みたいだった。
 いよいよ8月6日だな、と身構えていると唐突に現代。この平和ボケした話は何なんだ。わずかな時間で内容も乏しく、ますます余計にしか思えない。北條節子の素性は徐々に明らかになってはいるが…

 原爆投下で今回は終わりかと思ったら、もう少し先まで話があった。すずさんが髪を切って決意を表す。原作既読組にとっては、これを引きにするのは詐欺みたいなもん。次回がっかりすることになるかも。
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2018年09月04日

デレステ3周年を寿ぐ研究レポート

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 配信開始からずっとプレイしている「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」が、3周年を迎えました。
 その直前、SSRの確率が2倍になるシンデレラフェスが開催されていたのですが、無念の全敗。しかし、続いて開催されたプラチナ10連無料キャンペーンで、限定藍子を獲得できたので良しとしましょう。余談ですが、ガチャについては日本語の荒みっぷりがすさまじく、〈排出率〉などという言い方は、なんだか捨てているみたいで絶対使いたくない言葉です。

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posted by Dr.K at 13:04| Comment(2) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

まだまだ終わらぬゼルダ 「英傑たちの詩」その1

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 「英傑たちの詩」は、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の追加コンテンツです。
 「スプラトゥーン2」の追加コンテンツ、「オクト エキスパンション」の難易度が高すぎて嫌気がさしたため、急遽こちらをプレイすることに変更した次第です。

 私は「ゼルダ」をWiiUでプレイしていたため、久しぶりに本体を引っ張り出すことになりました。追加コンテンツをダウンロードして起動。おお〜、久しぶり。ハイラルの地をゆっくりと懐かしみたいところですが、クリア直後のデータなので、セーブ場所がガノン城。猛攻撃をかいくぐって逃げるところからの開始となりました。本当はワープできるのですが、久しぶり過ぎて操作を忘れています。ヤバい。
 さて、「英傑たちの詩」に期待するのは、仲間たちのストーリーの掘り下げです。ところが、開始してびっくり。一撃で敵を倒せる代わりにこちらも一撃で死ぬという、特殊なルールになっているではありませんか。さすが任天堂、単なるステージの追加では済ませませんね。

 今の状態では、とてもクリアできそうにありませんので、しばらく他のサブクエストなどをプレイしつつ、操作のリハビリをしようと思います。
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2018年08月25日

ドラマ「この世界の片隅に」 第六話

 空襲をきっかけに、物語は暗転。

 花見に行った公園で、すずさんはリンと会う。映画では省略されたエピソードなので、こうして美しく映像化されると感慨深い。リンとの話の中で、すずさんは、雪の日にザボンをあげた遊女テルが死んだことを知る。ここで、テルの死に際を映すような無粋な演出をしないところがいい。
 呉の工場が爆撃にあい、義父の安否がわからなくなる。時を同じくして、周作が武官に配置替えとなり、教練のため家を離れることに。北條家は男手を失う。
 ここでいきなり現代編が挿入される。すずさんの家で古民家カフェを開きたいという佳代に、北條節子は賛成し、イメージ画まで描いてきた。絵をほめる佳代に、節子は「お母ちゃんから習ったから」と話す。これで節子の正体はおおよそ分かったが、こうなってくると節子に家族はいないのかと気になる。現代までの顛末が、いつか説明されるのだろうか。暗い話ばかりなのを避けたいのはわかるが、どうにも現代編のトーンは浮いている。
 義父の消息が分かり、見舞いに向かう途中ですずさんと晴美は空襲にあう。原作では、義父を見舞ってから空襲だったのだが、この変更、何か今後に影響するだろうか。壕から出たすずは、晴美の背後に不発弾を見つけるが、逃げる間もなく爆発が起こる。ここで次回に続く、はあまりに酷。さらに、次はアジア大会の関係で二週間後となるのでさらに酷だ。
 その日は着々と近づいている。どのような演技、演出で見せるのか期待したい。
posted by Dr.K at 20:32| Comment(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月23日

ペンギン・ハイウェイ

 とても分かりやすい予告編を流している「未来のミライ」に対し、予告編からわけがわからない「ペンギン・ハイウェイ」。見に行ったら、なかなかの掘り出し物で、満足度が高かった。

 物語は小学4年生のアオヤマ君のナレーションで始まる。「僕は大変頭が良いので」とか、「将来偉くなる」とか、「結婚する相手は決めている」とか、なんとも生意気だ。だが、これこそリアルな子供だと感心した。この年頃の子供は、将来なりたいものになれることを全く疑っておらず、全能感に満ち、目標に対してまっすぐに努力できるのだ。

注:以下にネタバレを含む

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posted by Dr.K at 19:47| Comment(2) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月22日

宇宙イカ革命「Splatoon2」 その13

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 夏休みのフェスは「きのこの山」vs「たけのこの里」。きのこ陣営がこんなに不人気なのは想定外だったが、またもや少数派が勝つという結果に。
 今回のミステリーゾーンは、ガチエリア状のスイッチを塗ることでゲートが開閉する仕組み。チームの連携が試されるステージとなっており、即席チームが常となるフェスではなかなか真価が発揮されない。
 なお、新武器の泡風呂を使ってくるプレイヤーに多く遭遇したが、なかなか厄介。まっすぐ弾が飛ばず、弾速が極端に遅いので、視界の邪魔になり、対応が難しい。自分が使うと、同じ理由でうまく使えないので困ったものである。

 夏休みなので、これを機会にようやくヒーローモードをクリアした。最終エリアのステージはいずれも難しく、ブキチリクエストによって不慣れな装備を強要されるのでさらにつらかったが、ラスボスがわりと簡単なので助かった。これでようやくオクト・エキスパンションを購入できる。
 また、これまた夏休みなので、久しぶりにサーモンランをプレイしたところ、他のプレイヤーがとんでもなく下手であっさり全滅した。どうやら初心者がかなり流入している模様である。
 しかしながら、オンラインの有料化がせまっており、今後、上手いプレイヤーしか残らないようだとますます肩身が狭くなる。どうしようかなあ。
posted by Dr.K at 23:28| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月18日

ドラマ「この世界の片隅に」 第五話

 この回は、原作で印象的だった場面が集中している。

 まずは、水原との再会。原作との違いは、水原と周作が初対面でないことだが、それによる影響は意外と少なく、原作に忠実に話が進む。すずさんと水原の一夜は、実写になると生々しいが、水原役の村上虹郎が純朴な雰囲気をたたえていて良かった。水原の出兵を見送った爺さん、あんた何者だ。
 そして兄の死。原作では、母が、遺骨もないのに死を信じられるか、と強がってみせる。ドラマでは、母は泣き崩れ、代わりに祖母が強いところを見せている。その帰り、汽車での夫婦喧嘩はドラマでも良い場面になっていた。
 さて、雪の朝、北條家はすずさん以外皆が風邪で寝込んでいる。ザボンを欲しがってだだをこねる径子に、つまらないオリジナル展開を入れたもんだな、と思ったら、実は原作にも順序こそ違うがこの場面があるのに驚いた。
 二週間ぶりとなる現代編では、北條と名乗るおばあさんが登場。やはり原作の最終回のあの子か?

 最後は空襲。映画では、芸術的な視覚効果と、リアルの極致と言える音響とで、大変な迫力があったシーン。ドラマでは、CGの出来のせいか、現実味の乏しい映像になっていた。単にしょぼいのでなく、実感が追い付かないすずの感覚を表現した演出、ということならいいのだが。
posted by Dr.K at 23:14| Comment(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月14日

アサイ「木根さんの1人でキネマ」5巻

kinesan5.jpg カバーをめくると、映画タイトルがぎっしり! ページが足りなかったからってこんなことするかね。

 5巻では、新キャラとしてレンタルビデオ店主の理沙が登場。木根さんより上の世代の映画マニアだ。一方、会社では工藤ちゃんが若き映画マニアとして存在感を増してきている。
 理沙→木根→工藤、と3代にわたる継承のドラマが始まるのだろうか。この3人により、新旧のあらゆる映画を扱うことが可能となり、さらなる長期連載へ準備は盤石である(笑)

 さて、この巻は何といっても「バーフバリ」。話題になった作品なので、扱われる可能性は高いと思っていたが、まさか2回にわたってネタにされるとは。
 私も「バーフバリ」は大好きであり、「伝説誕生」との連続上映を観るために奔走したので、この回の木根さんの行動は他人事とは思えない。そして、過去回を強引に伏線にする佐藤の「インドで観た」発言には爆笑。
 なお、「バーフバリ」は、6月に「完全版」が公開されている。私が観に行こうと思ったその日、大阪北部地震が起こり、近隣の映画館がすべて休業。どうにも巡り合わせが悪い。日を改めて観たが、内容は言うまでもなく最高であった。

 このぶんだと、次巻くらいで「カメラを止めるな!」が出そうだが、果たしてその扱い方やいかに。
posted by Dr.K at 20:25| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする